作品の魅力

骸骨の姿で異世界を旅する傭兵アークを描く異世界ファンタジーの第2期である。オーラスタジオが制作を担当し、前野智昭・ファイルーズあいら主要キャスト陣が続投する。第1期で合流したダークエルフの戦士アリアン、精霊獣ポンタ、獣人の忍者チヨメとの旅が引き続き描かれる。

あらすじ(ネタバレなし)

オンラインゲームを遊びながら寝落ちした男は、目覚めると自身のアバターであるアークの姿と能力で異世界へ転移していた。全身鎧の下に骸骨の素顔を隠したまま、アークは傭兵として気ままな旅を送るつもりでいた。しかし道中で出会ったダークエルフの戦士アリアン・グレニス・メープル、綿毛狐の精霊獣ポンタ、そして「六忍」を襲名した獣人の忍者チヨメとともに、囚われたエルフや虐げられる獣人たちをめぐる戦いへ関わっていくことになる。第2期でも、素顔を明かせない事情を抱えたまま行く先々の困りごとに向き合う旅が続いていく。

見どころ・印象的なポイント

エルフと獣人、二つの解放を背負う一行

アリアンは囚われた同胞エルフの解放のために、チヨメは虐げられる獣人たちの解放のために動いてきた人物である。第1期で合流した二人の目的が重なることで、アークの旅は気ままな異世界巡りにとどまらず、種族をまたいだ救出劇としての性格を強めている。第2期もこの軸に沿って各地の事件が描かれる。

変わらぬ「素顔を隠す傭兵」という構図

骸骨の素顔を隠したまま旅を続けるアークの基本構図は第2期でも変わらない。全身鎧を脱げない事情を抱えたまま各地を巡るため、正体を知る者と知らない者が入り混じる状況が繰り返し生まれる。その一方で、行く先々で持ち前の戦闘力を発揮していく展開そのものは第1期から引き継がれている。

PelleKとDIALOGUE+が続投する主題歌

オープニングは第1期に続きPelleKが歌う「浪漫街道、お散歩中」、エンディングは同じくDIALOGUE+の「奇跡は起きない」である。第1期のオープニング「嗚呼、我が浪漫の道よ」・エンディング「僕らが愚かだなんて誰が言った」から歌い手を据え置きつつ、楽曲そのものは第2期用に新たに書き下ろされている。

シリーズ構成と視聴順

本作はシリーズ第2期にあたり、アークの正体やアリアンとの出会い、チヨメが一行に加わる経緯など、第1期で描かれた出来事を前提に物語が進む。世界観や人間関係の把握のため、第1期から順に視聴することをすすめる。